ハイスピードプラスエリアモードについて

UQ WiMAXの機種で高速通信が可能になるハイスピードプラスエリアモードについて、UQから得た回答も踏まえながら見ていきましょう。

ハイスピードプラスエリアモードとは

簡単に言えば、「AU/UQが持ってる電波全部使うから早くなるモード」です。

UQ Wimax HPより

キャリアアグリゲーションという仕組みですが、要はいくつかあるチャンネルを全部使って通信しますよ、というものです。

「3G」「4G」「LTE」といった用語は聞いたことがありますか?電波にはいくつかの周波数があり、用途によって使い分けられています。

通常時には440Mbpsか220Mbps、または110Mbpsの速度帯ですが、これがハイスピードプラスエリアモードなら、画像の速度まで理論上は出ますよ、という事です。

最高速度が期待できるエリアは?

最高速度が期待できるエリアは2019年1月現在、 宮城県、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、愛知県、大阪府、京都府、兵庫県、福岡県の一部エリアとなっています。

また558Mbpsの速度が期待できるエリアは2019年1月現在、 北海道、宮城県、福島県、茨城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、徳島県、香川県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、宮崎県、沖縄県の一部エリアです。

順次拡大される見込みとされています。

どうやったら最高速度が出る?

対象の端末ならば、端末のソフトウェアを最新にアップデートする必要があります。その上で「ハイパフォーマンスモード設定」をする必要があります。

例:w05のハイパフォーマンスモード設定方法

ハイパフォーマンス設定方法
初期画面のパフォーマンス設定をタップ
ハイパフォーマンス設定方法2
パフォーマンス設定画面の「ノーマル」をタップ
ハイパフォーマンス設定方法3
ハイパフォーマンスにチェックを入れ、右上の✔をタップすれば完了

ハイパフォーマンスモードにすると、バッテリー消費は早くなりますが、その分通信速度も上げるようにするというもの。

ノーマルモードに比べて2~3時間ほどバッテリーが短くなりますが、その分通信速度が期待できます。

ハイパフォーマンスモードだけでも違いが出る

ハイパフォーマンスモード

ハイパフォーマンスモードとノーマルモードだけでも違いは出てきます。

自宅でコンセントにつないだままの状態であれば、ハイパフォーマンスモードにしておくほうがストレスフリーなWi-Fiを使うことが出来る可能性が高いです。

ハイパフォーマンスモード+ハイスピードプラスエリアモードの設定が必要

話を戻しましょう。ハイスピードプラスエリアモードの能力を最大限使いたい場合には、ハイパフォーマンスモードに設定したうえで、ハイスピードプラスエリアモードに変更する必要があります。

ハイパフォーマンスモードに設定しなくとも速度は上がります。その詳細は新神戸駅前での実測値データをご確認ください。

https://lowcostwifi.club/?p=3667

ハイスピードプラスエリアモードのほうが速度が落ちることもある

少し技術的な話になりますが、ハイスピードプラスエリアモードは、大きく2つの電波を受信する機能です。

1つはWiMAX 2+、もう1つはau 4G LTEです。

機械は通信状況に応じてこれを両方受信したり、片方だけ受信したりして、快適な通信状況を常に探している状況にあります。

さて、その上で厄介なのが、WiMAX 2+の速度と、au 4G LTEの速度は、エリアによって一定ではない、という事です。

UQに質問したところ次のような回答が戻ってきました。

au 4G LTEのネットワークは、エリアにより最大通信速度が異なります。
また、WiMAX 2+の通信状態は電波状態(基地局との位置関係や周囲の建築物などによるノイズや干渉の状態など)や回線状態など、様々な要因により変化いたします。

UQお客様サポートの回答

ユーザー側は、今どちらの電波を受信しているのか、どの程度の速度帯のエリアにいるのかは、おおよそ見分けがつかないのは悩ましいのが正直なところです。

加古川駅前の実測調査でハイスピードプラスエリアモードが速度低下したのは恐らくLTEのみしか拾えなかったからだと推測できます。

通常時はWiMAX 2+電波を拾えていたので、測定位置が問題だった可能性が高いですね。

対象エリアを調べる方法は?

UQ Wimaxのエリアマップ上で、WiMAX 2+の速度帯が440Mbps対応エリアであり、なおかつLTE受信最大75Mbps対応エリアであることが必要になります。

それだと全国の幅広いエリアが該当してしまいますが、詳細なエリアを調べる方法は今のところありません。サポートセンターへ問い合わせをしても県の一部としか知ることができませんでした。

これから広がってくるとはいえ、なかなか厳しい回答ですね。

プラスエリアモードは7GB上限あり!

なかなか厳しいと言えば、このモード、月間7GBの通信量制限がかけられています。au 4G LTE回線を守るための取り組みのようですが、高速通信としては少し痛いので、ここぞというとき以外は使用を控えるべきかもしれません。

さてここで疑問が2つ出ます。

疑問1.7GB上限を超えたらどうなるの?

ハイスピードプラスエリアモードが月間7GBを超えた場合、そのモバイルwifiルーターが月末まで速度制限になります。

つまり、送受信最大128kbpsに制限され、Yahoo!のトップページもろくに開けなくなります。

ハイスピードプラスエリアモードで7GBを超えてしまえば、通常のモードに戻しても速度制限がかかった状態なので、諦めて月末まで寝かせておくしかありません。この辺りは不親切ですよね。

疑問2.モードを切り替えた場合のカウントはどうなるの?

ハイスピードプラスエリアモードに設定した後、7GBに行く前に通常モードに戻した場合はどうでしょうか。

この場合は、通常モードは無制限で使用できます。今まで通りという事です。

ハイスピードプラスエリアモードは、そのモードだけで毎月累計7GBまで、と決まっています。

1回の接続で7GBまでではなく、1カ月の接続が累計で7GBまで、である事に注意しておきましょう。

つまり、ハイスピードプラスエリアモードで7GBの枠を使いきるまでは、何度ハイスピードプラスエリアモードに接続しても大丈夫という事になります。

なお、制限がかかった場合は翌月1日の午前0時以降に解除されます。

料金は3年契約なら無料で使えます

ハイスピードプラスエリアモードは本来ならば月額1005円(税別)が必要ですが、3年間の契約をしているユーザーは無料で利用ができます。

ちょっと遅いな、と思う時は試しに接続してみるのもありだと思いますが、くれぐれも7GB制限は引っかからないように気を付けてください。