通常使用は問題ないがアップデートが大問題
PS4は無線LANに対応したゲーム機です。
YouTubeなどの動画広告でモバイルWi-FiルーターのCMなどが流れる際には、ゲームもスムーズに楽しめる、という謳い文句が登場します。
もちろんモバイルWi-Fiルーターを使用して、世界中のユーザーとオンライン対戦をしたり、様々なコンテンツを楽しむ事ができるのは事実です。
ただ、アップデートとなると少し話が変わってきます。
驚愕52GBのアップデートを投下してくるFallout76
評価散々なの知ってるけどシリーズ好きだから買っちゃった!噂には聞いてたけど50GB越えのアップデートファイルは恐ろしさすら感じちゃうね…! #Fallout76 pic.twitter.com/NxXwSl2tkp
— corore (@corore269) 2018年11月26日
Fallout76は海外のオープンワールドRPGソフトで日本でも人気のあるタイトルですが、2018年11月のアップデートの容量が50GBを超えた事で話題になっています。
PS4のソフトアップデートはもとより大容量アップデートパッチを当ててくるのですが、今回のFallout76のアップデートはその中でも極めて大容量のアップデートになっています。
国内人気レースゲームのグランツーリスモSPORTは、初回起動時のソフトアップデートが12GBになるなど、PS4のソフトアップデートはギガバイト単位でのアップデートは珍しくありません。
ソフトウェアアップデートをモバイルWi-Fiでは処理できない
例えばこのFallout76をdocomoのモバイルWi-Fiで処理しようとすると、ウルトラシェアパック100への加入者しか対応できません。月額25,000円の最上位プランです。
UQ WiMAXの場合、3日間で10GB以上利用した場合、速度制限がかかるため、多くのPS4アップデートがこの制限のため実施できないでしょう。
ソフトバンクはデータ定額50GBでも対応ができません。無制限プランを利用しても10GB以上の利用につき速度規制がかかる可能性が高いのです。
Fallout76級のアップデートが来た場合、モバイルWi-Fiで対応できるのは実質docomoのみという事になります。
実際のプレイはどうか?
ソフトやプレイ内容によって実際のデータ消費量は異なるものの、1時間あたり最大300MB程度は考えておく必要があります。データ通信が少ないゲームでも1時間当たり30MBから50MBのデータ消費量はあるようです。
プレイする時間や状況にもよりますが、モバイルWi-Fiを利用したPS4のプレイは、データ制限の兼ね合いから厳しいという声が優勢です。
1時間あたり30MB~50MBのゲームであれば、プレイはじゅうぶん可能ですが、ダウンロードコンテンツを利用したり、新しいソフトを購入する都度、通信量が頭痛のタネになりそうです。
ライトユーザーだから大丈夫では?という方でも、初回起動時のソフトアップデートをどう対応するかという問題は避ける事ができません。
PS4をモバイルWi-Fiルーターで楽しむための解決方法
ホームルーターのSoftbank airを使う
ホームルーターのSoftbank airは通信容量が無制限で利用できます。ソフトバンクに問い合わせをしてみたところ、他のユーザーが利用する時間帯でこそ速度が絞られる可能性はあるものの、何GB超えたから規制する、という事は無いとの回答を得ました。
大型アップデートが来た時などは、深夜帯にダウンロードさせながら放置しておくとスムーズに進む事が多いはずです。
無制限のソフトバンクモバイルWi-Fiを使う
例えばFUJI WiFiの50GBプラン、100GBプランでは、月間使用量がその水準になるまで、基本的には制限がかかりません。100GBプランだと3,800円、50GBプランだと3,100円の料金で利用できます。それ以上に利用をしたいという場合は、月額 6,000円の4G/LTEいつも快適プランを使えば、300GBまでは規制がかからず対処できるようです。仮に規制がかかった場合、代替え機が送られてくるのでその後も利用が可能です。
他社の無制限プランでは、1日10GBで当日規制がかかるなど制限される場合もあり、契約には十分注意が必要になります。下記のリンクよりサイトへ移動し、「FUJI Wifiの他プランについてはこちら」のボタンをクリックすれば様々なプランを見る事ができます。